さびときどききじ

静岡県掛川市の、きたがわ動物病院の獣医師によるブログです。業務とは無関係な記事の方が多いかもしれません。子供3人、猫3匹を養いつつ、木工、庭づくり、料理など、手作りにも果敢に挑戦しています。

引き出しの作製と起死回生の1杯。

こんにちは。

きたがわ動物病院です。

 

はじめに休診日のお知らせです。

6月1日(土)は終日休診となります。

ちびっ子達の運動会の応援に行ってきます。

 

さて、今日はひさびさにDIYのご紹介です。

検査室に収納が足りないということになり、引き出しを作ってみました。

完成写真はこちら。

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先日「スライド丸ノコ」とういう電動工具を購入しました。

精度よく木を切れる機械でして、今回はそれを利用してビスを使わない工作に挑戦。

 

スライド丸鋸を使うと、こういった45度カットなんかがとても正確にできます。
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45度同士を「ビスケット」という木の板でつなぐことで直角に接合。

引き出しの外枠を作っていきます。


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使ったのは「シナベニア」という合板です。

磐田にある「ビバホーム」で安くて大量に売ってますよ。

 

 

次は引き出しの作製。

MDFという板に、溝を切って底板をはめ込んで作ります。

MDFは細かな木を接着剤で固めた板だそうで、普通の木工用ボンドでがっちりくっつきます。
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こんな感じで引き出しに。
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次に、引き出しの前板を作ります。

べニアをそのまま使うと断面が目につきますので、周囲に枠を作ります。

改装工事中だった近所の雑貨屋さんでもらってきたタモの木の集成材を薄く切って、

端を45度にカット。

タッカーという強力ホッチキスとボンドでくっつけます。
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タッカーの針は一応ビスではないので使用可としました(笑

 

水もかかる場所ですので、一応オイル塗装をして完成です。
f:id:kitagawaanimals:20190527093545j:imageカットする長さの微調整がちょっと手間取りましたが、思ったよりすんなり完成しました。

引き出しに使ったMDFは、普通の木と違って研磨しても若干ざらつきが残ります。

開け閉めが若干スムーズでないところが残念でした。

ケチらずにスライドレールを使えばよかったかもしれません・・・

 

今回の嫁のありがたいお言葉は、完成後の「まぁ、和風やな」でした。

特に和の成分はありませんので、「あまり興味はありません」の意と解釈しました。

 

おまけに、先日の釣果!

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アオリイカの雄 1.7キロでした。

ここのところ連敗続きで、手ぶらで帰るとちびっ子達の抗議が激しかったんです。

そこで「釣れない」→「なぶら市場でカツオの刺身を買う」→「子供喜ぶ」のルーチンが確立されつつありました・・・

嫁はちびっ子たちに、「お父さんは御前崎でカツオを買うついでに釣りをしてきているんだよ」と諭し始める始末。

なるほどという顔をしながらカツオをむしゃむしゃする子供ら。

釣り人としては最上級の屈辱に1か月間耐え忍んでの釣果でして、とてもうれしかったですよ。

 ではまた!