こんにちは。きたがわ動物病院です。
暖かくなり、ダニの寄生が認められる子たちが出てきました。
草むら大好きなわんちゃん・ネコさんはそろそろ予防のスタートですね。
期間限定ですが、一年間効果の続くフィラリアの注射薬も投与可能です。
今回は、皆さまの大多数がご興味がないと思いますが、釣りに使うリールを壁に整理できる「リールホルダー」をDIYしましたのでご紹介です。
結構簡単にできますが、材料集めに難儀しました。
完成図はこちら。
4つずつのセットを2つ作ってみました。
材料はこちら。
「リールシート」といいまして、竿にリールを取り付ける部品です。
Lovoski 5個入り スピニングリールシート 釣りリールシート 16mm
16mmは筒の内径だと思います。
日本製のものは高いので中国製です。
とりあえずリールが止まればそれでいいので最安値のものを。
わたしの注文の時は、中国から発送されてきましたので1週間くらいかかりました。
次に丸棒。
先ほどのリールシートの中を貫通させて使います。
ホームセンターを何件か探したのですが、16mmの丸棒はありませんでした‥
こちらも結局ネットショッピングで。
このBAR-20というサイズが15.9mmでしたのでぴったり。
木にこだわらなければ、ステンの15mmの棒でも代用できそうでした。
あとはドリルビットが必要です。
15mmのビットはどこでも売っているのですが、これで作る場合は丸棒を少し削る必要があります。
そこで、15.5mmを探したのですが、またホームセンターにはありません・・・
これもネットで・・・
必要なものが手元にないと、どんどんお金がかかっていきます・・・
次に棒を立てる板です。
倉庫にあったタモとオークの端材を使います。
研磨してから棒を立てる穴を開けます。
穴を同じ深さで垂直に開ける必要があります。
色々と試行錯誤しましたが均一にならないため、結局ホームセンターのボール盤を使わせていただきました。
また一つ欲しい工具が増えました‥
穴の間隔は使うリールにもよりますが、150mmくらいとれると大きめのものでも干渉せずに設置出来そうです。
オイル塗装。
ワトコオイルのナチュラルです。
片方の木はちょうど耳付きでしたのでそのまま使ってみます。
穴に木工用バンドを入れて、ハンマーで叩きます。
少し緩めですが、ボンドである程度木が膨らみますのでガッチリ固定できます。
丸棒に若干の細い太いがありますので、緩すぎる場合はボンドに木の削りカスを混ぜると良いです。
木の断端は完成後に見える部分ですので、当て木をしてから叩きます。
半日程度置いてから、リールシートを丸棒にねじ込みます。
使用したボンドはこちら。
リールシートのプラスチックの種類がわからなかったため、なんでもくっつくこちらをえらびました。
丸棒の全体に薄く塗布して手早く設置。
叩いて入れると硬すぎて向きの微調整が出来ない事も多いので、向きをある程度合わせてから差し込むとうまくいきます。
実際にリールを取り付けるときは、リールシートの根元側のスクリューを締める必要があります。
板とリールシートの間を20mm程隙をあけることで、ネジ部分を回しやすくなります。
壁に取り付けて完成です。
安価なリールばかりですので飾るほどでもないのですが、愛着のある道具に場所を用意してあげるのは気持ちがいいです。
作ってみたい!という方が万が一おりましたら道具もお貸しできますし、一声かけて下さい。