こんにちは。
きたがわ動物病院です。
明日(7月21日)の診療は18時で終了いたします。
急な変更で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
先日、診療が終了して飼い主さんとわんちゃんが帰る際の出来事。
病院の駐車場でわんちゃんが車に入った後、鍵を車内に入れたままロックしてしまう事件が発生。
エンジンをかけてくださっていたのが幸いでしたが、なんと15分たつと切れてしまうとのこと!
JAFに連絡しても到着は1時間後・・・
病院の車をお貸しして、急いでスペアーキーを取りに行っていただくことになりました。
10分ほどで無念のエンジン停止。
そこからはバールを片手に助手席の窓越しにわんちゃんとにらめっこ。
わんちゃんからすると、さっき診察で会ったちょっと苦手な獣医さんが、バールを持ちながら見つめてくるわけですから、当然本人はソワソワし始めます。
興奮させては逆効果ですので、こちらはつかず離れずを保つ事に。
「車の窓ガラスってどこの場所を割ったら修理費安く済むんだろう・・・」
なんてことを考えながら、待つ事さらに10分。
ぎりぎりのところで飼い主さんがご到着。事なきを得ました。
はぁ・・ドキドキした。
さて、先日導入した麻酔モニターのご紹介です。
この機械は麻酔中の動物の、心拍数、血圧、体温、血液中の酸素が足りているかという事や呼吸で二酸化炭素がどの程度排出されているかを調べることができます。
新しくなった事で、これらに加えて呼吸の空気量を調べることもできるようになりました。
なんの役に立つのかというのはちょっと難しいので詳しい部分は割愛しますが、
モニターで異常値が出始めた時、麻酔をかけている側はその原因をまず考えます。
動物のもともとの持病のせいなのかもしれませんし、麻酔の量がその子に合っていないのかもしれない。はたまた、もう体が限界ですの予兆の場合もありえます。
それを推察して対処するのが麻酔係の獣医の仕事です。
呼吸量がわかることで、異常値が出た原因を推察するためのヒントが一つ増える事になるわけです。
術前に、この子に麻酔をかけるのは心配だなぁと感じることは多々あります。
もちろん根拠はあるが故に心配なのですが、この「心配」って結構漠然としたものなんです。
麻酔モニターは、いわゆる「体の元気度」を数値で表してくれます。
その子を過不足なく「心配」するためになくてはならない機械です。
最後に好評いただいております釣りコーナー。
前回せっかく釣れたイカをタモで掬う際に失敗するという残念な事件がありました。
数日間、その光景を夢で見る程くやしかったのですが、家族に事件の事を話すと、
「そんなの作り話だ」派(イカ好きじゃない)と「おやじしっかりしろ!」派(食いしん坊)の両派閥に攻め立てられ余計にしょんぼり。
イカ釣りシーズンももう終盤なのですが、リベンジに向かいました。
結果はなんと3連発!
ちっちゃいですけどね・・・
3日は夕食時に威張れます。
自分の立場が悪い日に食卓に出そう!
なお、昼の時間帯12:00~15:00は手術中などでお電話に出られない場合があります。
再度おかけ直しいただくか、留守番電話にメッセージをお願いします。
それではまた!