読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

さびときどききじ

静岡県掛川市の、きたがわ動物病院の獣医師によるブログです。業務とは無関係な記事の方が多いかもしれません。子供3人、猫3匹を養いつつ、木工、庭づくり、料理など、手作りにも果敢に挑戦しています。

外耳炎のおはなし

こんにちは。

 新緑の季節になりましたね。

病院の窓から見える逆川沿いの桜も、すっかり葉桜になりました。

先日までグリーンがかっていた自宅庭のオオデマリも花が開き、日に日に

白さを増しています。

 

f:id:kitagawaanimals:20160425111157j:image

イングリッシュガーデンの定番、アジサイのアナベルに似た感じですが、アナベルよりは花が小ぶりで、和の趣も感じられるような気がします。落葉した後の枝の感じも、冬っぽさがあって気に入っています。

 このまま毎年剪定せずに放置すれば、花つきがよくなるのでしょうが、果たしてスペースの問題をどうしようか...と考えたりもしますが、今はこの新緑に映える白い玉のようなお花を存分に楽しみたいと思います。

 

こんな陽気でも、猫たちはまだまだぬくぬくが恋しいようで、

 

f:id:kitagawaanimals:20160429224417j:image

ひざに乗ってくるさび茶に、さるぼぼをけしかけてみました。

 がまん強くひざを死守しています。

 

キジトラ姉妹はといえば、

f:id:kitagawaanimals:20160429225746j:image

まだまだふかふかから離れられません。

 要領のいい1号はシーツの下、どんくさかわいい2号が見張り役。

この2号は、夏になると少し耳の入り口がべたっと汚れてきます。

耳の汚れの原因は、皮脂と湿度なのですが・・・

というわけで、一般的な(寄生虫やアレルギーを除く)外耳炎のお話を少ししてみます。

 

健康な皮膚や外耳道にも、常在菌(マラセチアやブドウ球菌)が一定数います。

これらは皮脂や湿度の高い環境を好みます。

体質的に皮脂の分泌がさかんな子、耳の軟骨のヒダがいりくんでいる子、耳の垂れている種類の子などは、夏場になるとこれらの常在菌が増えすぎてしまい、耳の汚れや外耳炎の症状が出ます。

 

 耳垢の多い状態で綿棒を使って耳掃除をすると、気付かないうちに耳垢を中へ押し込んでしまう可能性がありますので、慣れない方にはおすすめしません。

また、外耳炎にまでなってしまっている場合は、耳道の皮膚がもろくなっていますので、綿棒で掃除をすると出血してしまうこともあります。

外耳炎には、耳掃除ではなく点耳薬での治療が有効です。

 

耳をよく掻いているな~、頭をパタパタふっているな~、なんだか耳が臭いな~、

・・・こんなふうに感じる場合は外耳道に問題があるかもしれません。

 

余談ですが、うちの次男は生後2ヶ月で外耳炎になりました。

なんだか耳が臭い・・・。耳を麺棒で掃除してみるとネトネトした黄色い耳垢が・・・。

原因は、寝ているときの頭のむき。

いつも同じ方を下にして寝ていると、そちら側の耳がふさがるために湿気がたまるそうです。耳鼻科で点耳薬を処方していただきました。

 

今年の春は、例年よりも湿度・気温が高いのか、マダニがついてしまうわんちゃんがとても多いです。

湿度があがるとお耳のトラブルも増えますので、気をつけましょう。

 

 

 

 

 

 

 

広告を非表示にする