さびときどききじ

静岡県掛川市の、きたがわ動物病院の獣医師によるブログです。業務とは無関係な記事の方が多いかもしれません。子供3人、猫3匹を養いつつ、木工、庭づくり、料理など、手作りにも果敢に挑戦しています。

ネコの腹帯

こんにちは。

12月を目前にして、ついに寒波がやってきそうな予感ですね。

わんちゃんやウサギさんは、お腹の調子がくずれやすくなりますので

気をつけましょう。

 

さて、ずっと以前にもご紹介した開腹手術後のねこさん用の腹帯の

お話です。最近新しいものを作ったので、自宅のねこに着せてみました。

 

作った腹帯はこちら。

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基本構造は特に変わりありません。

生地は、適度に丈夫で伸縮性がなく、表面にけば立ちやループが出ないものが

理想ですので、今回はオックス生地を使いました。

 

基本的に2~3キロの1歳未満のネコさんの避妊手術後に使用するので、サイズも

小さめです。長女の保育園グッズ作製の残り布を活用しました。派手・・・。

できあがりの寸法は、たて35cm×よこ23cmほど。

 

今回、試着に協力してくれたねこは・・・、なんとキジトラ2号。

彼女は約4キロのずんぐり体型なので、ちょっときつめでしたが、なんとか紐は

結ぶことができました。

 

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後ろ足を穴にとおして、背中の紐を結ぶと、急に無抵抗に・・・。
背中と後肢をしめつけられているせいか、前足はナックリングし、
冷凍マグロのようにカチンコチンです。
 
着せてしまえば、もう身動きとれず。
撮影は順調にすすみます。
 
いないいな~い・・・
 
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ばあ!!
 
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ちょっと(?)太ももがきついですが、実際はもっとスリムな子に着せます
ので、大丈夫そうです。
というより、もはや使用感とかどうでもよくなって、楽しくなっちゃってます
(人間だけ)。
 
このキジトラ2号、ここまで自由自在にいじれることがあまりないので、
ここぞとばかりに撮影しちゃいます。
 
ひっくりかえしてみます。
ごろん。
 
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動けず。
 
このように、腹部が完全にすっぽり覆われているので、お腹の傷を
なめちゃうこともありません。
この腹帯がつけられれば、エリザベスカラーのストレスからも解放されます。
 
キジトラ2号、必死に動いて、なんとかテーブルの下にもぐりこんだものの、
立ち上がることができない様子です。
 
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繰り返しますが、サイズがあって太ももがちゃんと入ればこんな事態にはなり
ませんので、ご安心ください。
 
このままでは事故がおきそうなので、ここで撮影は終了しました。
紐をとると、脱兎のごとく暗闇へ消えていくキジトラ2号でした。
しばらくは姿を見せないことでしょう。
 
今年のはじめに、キジトラの写真をもっと掲載しようと目標をたてました
ので、今回たくさん撮影ができて大満足。マンチカン体型を存分に披露
してくれたキジトラ2号でした。
 
趣旨がだいぶずれてしまいましたが、この腹帯はご家庭でも余り布で簡単
に作れます。
ネコさんはわんちゃんとは違って体が柔らかいので、ちょうどいいものが
なかなかお店で見つからないことも多いです。
そんなときは、思い切って手作りしてみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
 
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