さびときどききじ

静岡県掛川市の、きたがわ動物病院の獣医師によるブログです。業務とは無関係な記事の方が多いかもしれません。子供3人、猫3匹を養いつつ、木工、庭づくり、料理など、手作りにも果敢に挑戦しています。

デンタルケアへの道・番外編

 こんにちは。
 
いよいよデンタルケアのお話も番外編へ突入です。
ここでは、歯磨き以外でも歯周病予防ができるグッズなどをご紹介します。     
まずはおなじみのデンタルガム。
使っているよという方も多いと思います。
いまさらですが、予防効果を発揮するには丸呑みではいけません。
左右の奥歯でよ~く噛んでください。・・・と、わんちゃんに言っても聞いてくれませんので、お家の方が手にガムを持って、順番で左右の歯で長くかませてあげるといいですね。
 
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当院では、「Virbac」のデンタルガムを取り扱っております。
すぐ食べてしまう子用の厚めタイプなんかもありますよ。
おやつ代わりに与えれば一石二鳥ですね。
 
 
次にご紹介するのは、ちょっと変わった予防製品です。

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 去年日本に初上陸した、「プロデンデンタルケア」。
海外での評価も良いようです。
毎日のフードにふりかけて与えるだけで、歯周病による口臭を軽減し、歯石を軟らかくしてくれます。
手のひらにすっぽりおさまる大きさで、40g入りです。
 小型犬なら2ヶ月近くもつかと思います。
 こんなふうに付属のスプーンで、
 
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ふりかけ感覚でサラサラ~っとフードにかけてください。
主成分は天然の海藻ですので、まさにふりかけですね。
 
・歯石や口臭が気になるけど、麻酔をかける歯石除去は避けたい、又は
 持病があって麻酔がかけられない
 
・自宅で歯のケアをしたいけれど、本人がさせてくれない
 
・歯みがきに加えて、歯周病の予防を徹底したい
 
そんな場合に使うと良いかと思います。
 
 
さて、
3回にわたって長々と連載したデンタルケア道でしたが、いかがでしたでしょうか?
歯石の程度や歯みがきのやり方など、診察の際にご説明しますので、是非ご相談ください。
 
すでに歯石がいっぱいで歯みがきどころじゃ・・・という子は、健康で若いうちに(つまり、麻酔のリスクが低いうちに)、一度全身麻酔下で歯石を除去するという方法がベストです。
全身麻酔下であれば、歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)の掃除も確実にすることができ、痛んで使えない歯の抜歯もできます。一度きれいにしてから、気持ち新たに自宅でのケアをスタートしてみてはいかがでしょうか?
 
歯周病の予防をすることで、動物の健康寿命はのびると思います。
繰り返しになりますが、
一度わんちゃんねこさんの口を見てみてください!
 

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 こんなふうにあ~んと口をあける必要はありません!!