おはようございます。
きたがわ動物病院です。
1月26日(土) 1月27日(日)の診療は、獣医師2名ともインフルエンザに感染した為、休診いたします。
日頃の体調管理の不徹底によりご迷惑をお掛けすることとなり、大変申し訳ありません。
おはようございます。
きたがわ動物病院です。
1月26日(土) 1月27日(日)の診療は、獣医師2名ともインフルエンザに感染した為、休診いたします。
日頃の体調管理の不徹底によりご迷惑をお掛けすることとなり、大変申し訳ありません。
こんにちは。
年が明けて一月も半ばを過ぎました。
遠州のからっ風が吹き荒れ、ベランダの日向ぼっこが大好きなさび茶ネコも、
さすがにベランダのドアの手前でためらってしまう程です。
最近、飼い猫とのエピソードを4コマ漫画にした本がお気に入りの長女。
読みながらブブブっと笑っています。
「あ~ネコ飼いたいな~~」
「飼ってるじゃん(3匹も)」
「そうじゃなくて、自分だけの猫」
「・・・どんな猫がいいの?」
「三毛猫!」
「いるじゃん(さび茶だって三毛猫のはしくれ)。」
「・・・・・」(ちがうらしい)
そんなことを言いながらも、なぜかさび茶ネコからの信頼は厚い長女です。
2月の休診日等は以下のとおりです。
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2/5(火):休診
2/6(水):午前中うさぎ担当不在
2/11(月・祝):休診
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よろしくお願いします。
こんにちは。
いよいよ平成最後の年の瀬が近づいてきました。
今年もスローペースですがブログを続けることができました。
来院時に「見てますよ」と声をかけていただくことも多く、大変励みになりました。
フォロワー、いいね、アクセス数・・・それより何より直接の一言の方がずっとありがたく感じますね。
ありがとうございました。
新しい年への願いを込めて、今年最後の写真はこちら。
平成まっただ中生まれの我が家の長男(小1)の、ある日の連絡帳。
明日の時間割を書き写して持って帰ってきます。
さんすう、こくご、たいい・・い?
・・・来る「亥」の年への意気込みを感じずにはいられません。
いつも前を見て、右も左も見て、時々は後ろも振り返りつつ、たまにはノートも見返して、元気に過ごしてもらいたいものです。
皆さまが穏やかな新年をお迎えされますよう、心からお祈りします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
(新年は1/5から通常診療です。)
こんにちは。
遠州のからっ風とともに12月の前半があっという間にすぎてしまいました。
子供たちは、すでにクリスマスのカウントダウンに入っています。
クリスマスプレゼントに頭を悩ませたり、飾りつけを楽しんだり・・・、
そんな心躍るこの季節、我が家にはもうひとり(一頭)クリスマスを楽しんでいる者がいます。
ツリーを出した日の夜から、夜な夜な聞こえる「シャクシャクシャク・・・」という音。
猫トイレを掃除するたびに見つかる、便に混じる緑色の破片、さらにはキラキラっと光るラメ。
そしてついに押さえた決定的な現場。
緑色のしゅっとした繊維状のものに目がないキジトラ一号。
「食べ放題だよ~♪」
そんな心の声が聞こえてくるようです。
彼女は大きいので大丈夫ですが、仔猫さんは針金部分の誤食やツリーに上っての事故に気を付けましょう。
さて、12月後半と年末年始のお休みは以下のとおりです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくおねがいします。
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12/24(月) 休診
12/30(日)~1/4(金) 休診
年内は12/29(土)が最終、年明けは1/5(土)からです。
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長いお休みになってしまいますので、内服を継続している方はご注意ください。
こんにちは。
いよいよ師匠も走る12月ですね。
今年の紅葉は遅めのようで、半日陰の自宅の庭のモミジは最近になってやっと上の方から色づいてきたくらいです。
師走気分でついつい、「早くしないと年が明けちゃうぞ~」とせかしてしまいそうになりますが・・・自然の理ですので穏やかに見守りたいですね。
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お知らせが遅れてしまいましたが、
明日12/8(土)は都合により、17時半までの診療になります。
急な変更で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
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さて、掛川市民の皆様は「松ヶ岡」をご存知でしょうか。
掛川市の比較的中心部近くにある、江戸末期の豪商山崎家の邸宅です。
掛川市の指定文化財で、庭の紅葉鑑賞のため現在一般公開(~12/9)されています。
住宅街の中にひっそりとあり、数年前まで個人の所有だったものがH28年に市の文化財になったばかりなので、おそらくあまり知られていないのではないかと思います。
実際に行ってみると、正面の駐車場から建物に続く門(長屋門)が見えるだけで、ぱっと見にはどういう施設なのかわかりづらいのですが、門の中はとても広く、お庭だけでなく建物(主屋)の中も自由に見学することができます。
建物は、江戸時代の主屋と明治時代に増築された奥座敷棟の中をひととおり見学できます。江戸時代のものは純和風な感じですが、廊下でつながっている明治時代に建てられた奥座敷棟は少し趣が違っておもしろいです。
こちらがその奥座敷棟の廊下。
木造ですがアーチ状の天井が洋風の雰囲気を出していて、江戸から近代へと変わっていく絶妙な時代感が素敵でした。そのほかにも、随所に当時としては斬新なデザインが見られます。
明治天皇に宿泊所として提供されたとのことで、その場所もきれいに保存されています。
こちらは台所。
土間にレンガのかまどがそのまま残されています。ガスの配管が上に見えたので、ガスを引いてからは使われていなかったのかもしれませんが、ススの跡まで残っています。
建物はまだ文化財として整備しはじめたところのようで、柱には整備中のものでしょうか、チョークのメモ書きが残っています。
文化財としてはまだまだこれからなのでしょうが、逆に言うと歴史的建造物の整備される前の姿が見られるというのも、とても貴重な体験です。
ただ、見学すれば一目瞭然ですが、屋根瓦や床板等々、痛みがはげしい箇所も多そうで、早々に保全修復が必要そうです。しかし今現在、寄付を募っていたりボランティアの方が管理をお手伝いされていたりと、資金面で課題があるようです。
見学する限り、掛川城に匹敵するくらいの文化財としての可能性を感じますので、ぜひ保全して後世に残していきたいですね。
さて、お庭の方はというと、
主屋の広縁がお庭にむけて解放されていて、自由に散策できます。
純和風で、赤松や広葉樹がとても美しいです。
紅葉はピークまでもう少しといった感じでしょうか。
このお庭、特徴的なのが・・・
建物とモミジの間に溝があります。
この溝は昔はなんとお濠だったそうです。敷地をぐるりと巡るとわかりますが、
建物をコの字に囲んで敷地の中にお濠の跡があります。
豪商ともなると、お城でなくてもお濠をつくっちゃうんですね。
お濠にかけられていた橋の骨組みも残っています。
こちらは増築棟の裏手。
お濠をレンガのアーチでまたぐようにして建物が建てられています。
レンガの上の和風建築。なんともシュールです。
お濠の水源は逆川だそうですが、現在は水はありません。
ボランティアの方のお話では、昔逆川が氾濫したため、川底を掘って水位を低くしたそうです。その関係で今はお濠には水は入らないようです。
・・・お話を聞いているとブラタモリの世界のよう・・・
タモリさんになった気分で散策してみるのもいいですね。
建物もお庭もただ古式ゆかしいだけでなく、静かに個性があってとても興味深い場所でした。
古き良き建物にはまるで興味のない次男(海好き)が一番興奮していたのは、
ホタテの殻がたくさん張り付いたままの、庭の石でした。
この庭が昔海だった・・わけではないでしょうが、何か意義があるのか、遊び心なのか、偶然なのか・・・。タモリさんなら知っているのかもしれませんね。
こんにちは。
朝晩の足先の冷えが気になる季節になりました。
耳の大きなわんちゃん(ダックス、コッカーさんなど)やうさぎさん(特にロップさん)も、これからの季節、耳が冷えて血行障害を起こしやすくなります。
耳の先端がフケっぽい、耳縁にかさぶたが多い、耳だけ毛が抜けてきたなど・・・
血行不良による耳の皮膚トラブルにご注意ください。
保温・保湿を心がけましょう。
11月~12月の休診日は以下のとおりです。
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11.23(金)終日休診
12.1 (土)午前休診(午後3時~)
12.2 (日)終日休診
12.24(月)終日休診
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年末年始のお休みは追ってお知らせします。
さて今日は、わんちゃんの皮膚のお薬をご紹介します。
日本では2016年に発売された、犬のアレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎の治療薬「アポキル錠」。
ご存知の方も多いかと思いますが、わんちゃんは皮膚の痒みトラブルがとても多いです。なぜ痒いのか・・原因はさまざまです。
原因としてアレルギー性の疾患がある場合があります。この場合、食物アレルギーであれば原因となる食べ物を食べなければ解決します。しかし、環境要因(ハウスダスト、花粉等)のアレルギー(アトピー性皮膚炎)の場合は、原因物質との接触をゼロにすることは現実的に不可能です。
また、わんちゃんの皮膚はアルカリ性のため雑菌が繁殖しやすく、皮膚炎となるケースや、皮脂分泌過剰によりマラセチア(カビの仲間、常在菌です)の数が増え、皮膚炎を起こすケースもあります。
さらには、精神的な原因で体を舐め始めたものの、舐めることで痒みを起こしてしまうケースもあり得ます。
このように原因は様々であるものの、結果として皮膚の痒みを起こし、掻くことでよけいに皮膚炎を悪化させてしまいます。
長い間、このようなわんちゃんの皮膚の痒み治療にはステロイドの内服が用いられてきました。
ステロイドは、体内の炎症反応のおおもとを強力に抑制するお薬です。
ヒト医療においても、ステロイドにより様々な自己免疫疾患が治療されてきました。
沢山の命を救った素晴らしいお薬です(開発した研究者はノーベル賞を受賞しています)。
しかし、ステロイドの長期使用は肝臓への負担など副作用のリスクも高く、個体によっては短期間でも副作用が強くでる場合もあります。そのため、高齢の子への使用も難しくなります。
炎症のおおもとを抑制するので、感染症に対する抵抗力を弱めてしまうという心配もしなければなりません。
命に係わる自己免疫疾患とは違い、皮膚炎の治療のために肝臓を悪くしてしまうのでは、本末転倒です。
また、動物は被毛があり体を舐めるので、ヒトのようにステロイドの外用薬は使えないことが多いです。
獣医学領域におけるこの痒み問題の突破口となったお薬が「アポキル」です。
アポキルは、皮膚の痒みを伝達する経路をシャットアウトするお薬です。
痒み→掻く→皮膚炎→よけい痒くなる・・・という皮膚の痒みスパイラルをたちきることで皮膚を正常化へと導きます。
ステロイドとは作用機序が異なるため、顕著な副作用はほぼありません。
免疫力を低下させる心配もありません。
ごくわずかな例で嘔吐などの消化器症状がみられるケースがありますが、重篤なものではないようです。
発売から2年たち、当院でもアポキルを使用して痒みがおさまり皮膚の状態もほぼ良好に保たれている子がたくさんいます。
もちろん、おおもとの原因を治療するものではありませんが、わんちゃんの場合は掻くことで皮膚が悪化することが多いので、痒みをとり除くだけで皮膚の状態はある程度改善するのではと思います。
必要に応じて、皮膚の雑菌を減らすために抗生剤を併用したり、マラセチアを減らすための薬用シャンプーで洗ったり・・原因に合わせて治療をしていきます。
極端に皮膚の状態が悪い場合は、一時的にステロイドを使うこともありますが、その後はアポキルで維持することが可能な場合も多いです。
ここまでメリットだけをお話ししてきましたが、アポキルの唯一の難点は、金額が高いことです。
ステロイドが安価である分、さらに高く感じてしまいます。
この問題をクリアする画期的な方法は今のところありませんが・・・、
皮膚炎が強い状態では1日2回の投薬となりますが、状態が安定してくれば投薬を1日1回に減らすこともできます。また、皮膚炎の原因となる環境抗原は真冬には少なくなりますので、真冬は投薬が必要ないというわんちゃんもいます。
皮膚の状態に合わせて処方していますので、ご相談ください。
こんにちは。
11月になり、紅葉が楽しみな季節です。
市内にある掛川城周囲の木々も、ほんのりと紅葉が始まっているように見えます。
9月末のことだったと思いますが、その掛川城公園の池(はす池と呼ぶようです)の前を通りかかった際、なんと池の水が抜かれて清掃をされているところに遭遇しました。
水がなくなり、池の底の泥が見えています。
数人の方がタモや水のホースを持って作業されていました。
小さい子たちを呼べば楽しく参加してくれそうなものですが・・・、収拾がつかなくなりそうな気もします。
次男の、「おさかなはどこにいったの?」の声に、あたりを探すと、
奥の木陰にひっそりとオレンジ色のプールがあり、魚影が浮かんでいます。
次男、ほっと一安心。
掛川城周辺は、いつ行っても手入れが行き届いていて気持ちよく過ごせます。
こうやって日々ケアをしてくださっている方々のおかげですね。
報徳社大講堂を背に、カメラ目線のさび茶野良が一頭。
重要文化財と猫。
いい組み合わせです(と私は思います)。
さび茶つながりで、
絵本の屋根で...頭も尻も隠せてない、ラグの角が好きな自宅のさび茶。
・・・くつろぎというものは、きわめて個人的な感覚のようです。
毎日忙しそうにしている人間に、猫が教えてくれること。
「自分のものさしをなくすな!」
そんなことを語りかけてくれる、愛しい後ろ姿です。